入社のきっかけは
データベースに興味を
持ったこと。
希望の仕事に挑戦する
ことができています。

H.Kソリューション1部 2020年入社

市役所の職員時代に
業務システムの
構造に興味を
感じ、転職を決意しました。

私は大学時代、教師になることを目指して体育大学で学んでいました。小・中・高の教員資格は取得したものの、教育実習に参加して「これは自分がやりたかった仕事ではない」と感じるように。そこで地元の市役所に職員として就職し、3年ほど働いていました。IT業界で働いてみたいと思うようになったのは、前職で業務システムを使用する機会が多かったことがきっかけ。特にデータベースを使用している時に、どんな仕組みで作動しているのかに強い興味を感じたのです。そこで転職先を探す中、シナジー・ソリューションズと出会い、入社を決意しました。

新人研修終了後、私が配属されたのはETLというツールの導入や開発を手掛けているソリューション1部という部署です。ETLというのはExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(格納)を頭文字で表したもので、データ分析のために業務システムなどから必要な情報を収集し、専用のシステムに蓄積するツールのことを意味しています。入社前にはITの専門知識がまったくなかったため、仕事に付いていけるだろうかという不安はあったものの、自分が興味を持っていた分野そのものの部署で働けることには大きな喜びを感じました。

業務システムから情報を
収集し、データ解析に
活用するETLツールの開発を
担当しています。

企業が使用している「営業管理」「売上管理」「人事・労務管理」などといったシステムには、それぞれに独自のフォーマットやテーブルでデータが蓄積されています。その中から、お客様が必要とするデータを探し出し、相互連携が可能な形にデータの形式を変換して、データウェアハウス(DWH)と呼ばれる解析用のシステムに格納していくのがETLツールの役割です。そのため私たちETLの導入・開発を手掛けるエンジニアは、お客様のご要望を聞いたうえで既存の業務システムを解析し、どんな仕組みにすればいいかを設計するところから業務をスタートします。業務システムもDWHもそれぞれに異なった設計思想で作られたもののため、それらに板挟みにされている状態で開発を進めなければならないのが、この仕事の一番、難しいところであると言えるでしょう。

私がこれまでに担当してきたのは薬局チェーンや商社、建材メーカーなどの大手企業が中心。扱うデータの量が少ないもので半年、大規模な開発になると1年以上の期間をかけて、お客様先にETLを導入していきます。技術的な知識だけでなく、お客様の業務内容について学ぶことができるのも、現在の仕事のやりがいになっています。

ETLは大きな進化の続く
最先端の技術分野。
今後はチームリーダーを
目指して成長したい。

私は第二新卒という形で当社に採用されたため、入社時に新卒者と同じ新人研修に参加させていただきました。当社の新人研修では約3カ月をかけて、パソコンやネットワーク、データベースの基礎を学ぶことから、Javaを使ったプログラミングまで、エンジニアとしての基礎的な知識を身に付けることができます。充実した内容ではあるものの、私は専門的な知識がまったくなかったため、それなりに苦労させられたのも事実。講義の内容をしっかりとメモに取り、分からない点を自宅で確認するなどしながら、なんとか無事に研修を終えることができました。その後は所属部署でのOJTを経て、正式にプロジェクトに配属されたのですが、先輩の親切な指導のお陰で、実務についてからはスムーズにキャリアを積んでくることができたように思います。

近年ではシステムのクラウド化が進むなど、ETLはまだまだ大きな進化の過程にある最先端の技術。今後もエンジニアとしてのスキルを伸ばしながら、近い将来にはチームのリーダーとして、お客様との折衝や、マネージメントを務める実力も身に付けていきたいと考えています。

採用情報

私たちは、新卒採用に力を入れています。
まずは、会社説明会にエントリーをお願いします。