私は大学時代、教師になることを目指して体育大学で学んでいました。小・中・高の教員資格は取得したものの、教育実習に参加して「これは自分がやりたかった仕事ではない」と感じるように。そこで地元の市役所に職員として就職し、3年ほど働いていました。IT業界で働いてみたいと思うようになったのは、前職で業務システムを使用する機会が多かったことがきっかけ。特にデータベースを使用している時に、どんな仕組みで作動しているのかに強い興味を感じたのです。そこで転職先を探す中、シナジー・ソリューションズと出会い、入社を決意しました。
新人研修終了後、私が配属されたのはETLというツールの導入や開発を手掛けているソリューション1部という部署です。ETLというのはExtract(抽出)、Transform(変換)、Load(格納)を頭文字で表したもので、データ分析のために業務システムなどから必要な情報を収集し、専用のシステムに蓄積するツールのことを意味しています。入社前にはITの専門知識がまったくなかったため、仕事に付いていけるだろうかという不安はあったものの、自分が興味を持っていた分野そのものの部署で働けることには大きな喜びを感じました。